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染物体験をしてきました。
越後湯沢からは車で約30分ほどのところに十日町土市地区があります。
からむしをこよなく愛し伝える『からむしおじさん』の村山さんから染物体験をさせて頂きました。
(余談ですが、村山さんは花月社長の中学時代の同級生です。)
からむしの白い無地の布を絞り染め上げてます。
からむしとは、昔からこちら新潟、古くは越後に伝わる麻の一種でございます。
こちらで織り上げた越後上布は約1200年の歴史があり、ユネスコの無形文化遺産に登録されております。
上杉家の時代でもこのからむしでかなりもうけたそうです。
まずは、ハンカチをお好みで絞ります。
輪ゴムや割り箸、麻の紐を使用して、出来上がりを想像しながら。。。
こちらでする染物は天然の材料から染め上げます。
本日は、玉ねぎの皮を使用しました。
カサカサの皮の部分のみを使用します。
鍋でぐつぐつ煮込みます。※玉ねぎの皮だけですよ。
そこへ絞ったハンカチをそのままドボン。
約20分ほど煮込みます。
今度はお湯に中に入れます。
お湯には一緒にミョウバンを入れてちょっとだけ煮込みます。
ミョウバンも漬物などに使用するものなので、口に入っても大丈夫です。
そのあとに取り出して、よく洗います。
余分な染料などをきれいに水で洗い流して、それからよく絞ります。
そのあとは紐をほどいて広げて乾かすと、きれいな黄色に染め上がります。
今回初めてやらせてもらい、もっと大胆にそしてもっときっちりと絞らないときれいに
色の濃さが出ないと思いました。
次回参加させてもらうときにはもっときれいに絞った部分が白く、そして染める部分との
色の差が出るようにしたいです。
こちらは村山さんがあらかじめ絞っておいたものを一緒に染め上げました。
染物体験ご希望の方は、来週の月曜日、7月10日にバスツアーがありますよ。
それ以降は今年の秋にもバスツアーを行う予定なので是非お問い合わせ下さいませ。